WPMF日本アマチュアルール
【参加資格】
プロライセンスを持っていない者。
中学生以下で15歳以下を子供(ジュニア)とする。
【クラス・試合時間】
Aクラス:2分2ラウンド(インターバル30秒)
※ジュニアタイトルマッチのみ3ラウンド
※出場条件:すべての選手が出場することができる。
Bクラス:1分2ラウンド(インターバル30秒)
※出場条件:原則として、立ち技格闘技の試合にて戦績が2勝以下の者。
※Bクラスでの戦績はジュニアランキングに反映されない。
【防具】
(主催者側で用意するもの)
グローブ・ヘッドギア・レッグプロテクター(大人)
※グローブは大人16オンス、子供12オンスを使用
※特別な事情がない限り、私物は不可
(各自で用意するもの)
トランクス・マウスピース・バンテージ・膝サポーター・布製脛サポーター(子供)
男子:ファールカップ※大人及び申告体重40㎏以上の子供は鉄製のものを使用する
こと。
女子:アブスメントガード
【服装】
ムエタイトランクス、もしくは試合に差し支えないパンツを着用する。
上半身の着衣は可。ただし、試合に差し支えのない程度のものとする。
シューズの着用は不可。
金属などの固いものを身につけてはならない。
※刺青はシャツ、ラッシュガード等で隠すこと。
【計量】
(ワンマッチ)
大人:申告体重までを可とする。
子供:制限はないが申告体重との差が少ないよう、申告は出来るだけ正確にする
こと。
(トーナメント)
定められたリミット体重までを可とする。
※計量は試合開始15分前までにパスすること。
【勝敗】
(判定)
試合終了後、ジャッジの集計によって決定する。
(KO)
10カウント以内に立ち上がれない場合。
(TKO)
①試合が明らかに一方的な場合。
②インターバル終了後、一方の選手が試合に臨めない場合。
③一方の選手が著しく負傷して続行不可能な場合。
④1ラウンド中に2回ダウンがあった場合。
⑤一方の選手に試合続行の意思がない場合。
(失格)
①集合時間に間に合わなかった場合。
②時間内に計量をパスできなかった場合。
③反則行為により、注意、警告を受けた後、さらに反則を犯した場合。
④悪質な反則により、レフェリーが即時失格と判断した場合。
(ドロー)
①判定において2名以上の支持が得られなかった場合。
②両選手が同時にダウンし、双方とも10カウント以内に立ち上がれなかった場合。
③両選手がリング外に出た時、双方とも20カウント以内に戻れなかった場合。
(ノーコンテスト)
1ラウンド内のアクシデントにより試合続行不可能となった場合。
(負傷判定)
2ラウンド以降のアクシデントにより試合続行不可能となった場合、そのラウンドを
含むそれまでの採点で判定結果を集計し、勝敗を決する。
【ジャッジ】
3名がそれぞれ1試合を通してジャッジを下す。
2名以上のジャッジが支持した者を勝者とする。
(ジャッジのポイント)
有効打 :クリーン・エフェクティブ・ヒット
攻撃・積極性:アグレッシブシップ
防御 :ディフェンス
主導権 :リング・ゼネラルシップ
以上4点を総合的に判断する。
【ダウンの定義】
①足の裏がリングに付かず倒れている状態、またはグローブがリングに付いた状態。
②立ち上がりはしたものの、寄りかからないと立っていられない状態。
③連続で攻撃され、立ってはいるがディフェンス出来ない状態。
④ダウンを取った場合、速やかにニュートラルコーナーで待機すること。ニュートラル
コーナーに着いた時点からコールを開始し、従わない場合はコールされない。
⑤両選手が同時にダウンし、10カウント以内に一方のみが立ち上がった場合、その選
手が勝者となる。
⑥両選手が同時にダウンし、折り重なった状態の場合、レフェリーが双方を離してから
ダウンコールをとる。
⑦選手がラウンド間際にダウンした場合、全ラウンドともゴングに救われることはなく、
レフェリーカウントが終了後、ゴングを鳴らす。
【反則行為】
①相手に唾を吐く行為
②下を出しての挑発行為
③かみつき
④サミング
⑤頭突き
⑥投げ技
⑦関節技
⑧さばおり
⑨転倒した相手への攻撃
⑩ロープを掴む行為
⑪下腹部を狙った攻撃
⑫相手の脚を取った状態で3歩以上の移動
⑬相手の攻撃を避けるため自ら転倒する行為
⑭遅延行為
⑮武器の使用
⑯暴言や悪態
⑰レフェリーの指示に従わないこと
⑱肘打ち
⑲顔面への膝蹴り
【ジュニアランキング】
WPMF日本支局が認定した試合の結果、内容を基に選考する。
下記の通り、各階級に年齢制限を設ける。
25㎏級10歳まで
30㎏級11歳まで
35㎏級12歳まで
40㎏級13歳まで
45㎏級14歳まで
なお、試合当日が誕生日の場合は上の階級にランクされる。
※その他の項目は試合が行われる大会の主催者が決定する。
※WPMF日本支局の許可を取った場合に限り、試合が行われる試合会場の条件等により、ルールを変更することも可とする。
2013年2月1日制定